小学校受験は家庭が9割!心理学で見る親子の受験成功法

小学校受験とは

小学校受験とは

2024年11月27日 13:47

1.小学校受験という選択肢

子どもにより良い環境で教育を受けさせたいと思う保護者の方の選択肢の一つとして小学校受験を考えるご家庭が増えています。

6歳から12歳という学童期は、心身ともに大きく成長し、人生の基盤が形成される重要な時期です。この6年間を、私立小学校や国立小学校という充実した家庭環境の中で過ごすことで、子どもの個性を伸ばし、豊かな人間性と将来への自信をはぐくむことができるということに大いなる魅力を感じるからだと思います。


2.小学校受験に挑む中で

小学校受験のプロセスには、家庭の価値観や考え方が色濃く反映されますが、どんな準備をするかに加えて、どのような心構えで臨むのかが成功への鍵となります。

子ども自身が、「ここで学びたい」と思えるよう、子どもの適性や興味を見極めながら子ども主体で進める。そして、お父様とお母様が一致団結して子どもをサポートする、過程全体での協力体制であることはとても大切になってきます。


3.よりよい環境を求めて始めたはずが、怒ってばかりでは本末転倒

小学校受験は、子どもの未来を切り開くための選択肢であったはずが、その過程において、思い通りにならない我が子を前にして、感情的に怒ってしまう、ということは小学校受験あるあるかもしれません。他の子と比べて焦ったり、不安になったりなどが原因として考えられますが、怒られた失敗体験が積み重なると受験への苦手意識が芽生え自尊心を低下させてしまいます。自主性・自己肯定感・チャレンジ精神が求められる小学校受験では、いかに親が感情をコントロールして、冷静に対応できるかが重要なポイントであると考えます。


4.一番大切なことは子どもを一人の人間として尊敬すること

小学校受験は、親子にとって大きな挑戦であり、親子の信頼関係が試される場面でもあります。単に「合格」を目指すのではなく、親子で納得のいくプロセスにおいて培われた信頼関係は、その後の人生における人格形成や将来の人間関係に深く関わってきます。受験を通して得た経験や学びを今後の子育てにどう活かしていけるかを考えながら、目の前の課題を解決していってほしいと思います。